- ししょう
- I
ししょう【刺傷】刺して傷つけること。 また, その傷。IIししょう【刺衝】突き刺すこと。 刺激すること。III
「政府や国会を~する輿論を造り出だして/花間鶯(鉄腸)」
ししょう【史生】〔「しじょう」とも〕律令制で, 主典(サカン)の下で公文書の浄書・複写・装丁, 四等官の署名を集めるなどの雑務に当たった下級の官。 官位相当はない。 ふびと。 行署(コウシヨ)。IVししょう【嗤笑】あざけりわらうこと。 嘲笑(チヨウシヨウ)。V「牢獄の役員にも~せられて/妾の半生涯(英子)」
ししょう【四声】⇒ しせい(四声)VIししょう【四姓】⇒ しせい(四姓)VIIししょう【四生】〔仏〕 迷いの世界の生物をその生まれ方によって分けたもの。 胎生・卵生・湿生・化生(ケシヨウ)の四種。VIIIししょう【四聖】〔仏〕(1)仏・菩薩・縁覚・声聞の称。(2)阿弥陀仏・観世音菩薩・大勢至菩薩・大海衆菩薩の称。(3)東大寺建立における, 本願の聖武天皇, 開基の良弁(ロウベン), 勧進の行基, 導師の婆羅門僧正の総称。→ しせい(四聖)IXししょう【四象】易で少陽(春)・太陽(夏)・少陰(秋)・太陰(冬)の総称。Xししょう【四障】〔仏〕(1)仏になれない人の, 原因となる四種の障害。 仏教を信じられない闡提(センダイ)障・自己の存在に執着する外道(ゲドウ)障, この世の苦を恐れる声聞(シヨウモン)障, 慈悲心に欠ける縁覚(エンガク)障。(2)仏道修行の四つの障害。 煩悩にまどう惑障, 悪い行為の業障, 過去の悪業の起こす報障, 誤った考えに陥る見障。XIししょう【師匠】(1)学問・武芸・芸術などを教える人。 先生。(2)稽古事を教える人。「生け花の~」
(3)落語家など寄席芸人に対する敬称。XIIししょう【師承】師からうけ伝えること。 師伝。XIIIししょう【志尚】こころざし。XIVししょう【支障】事をなす妨げとなる物事。 さしつかえ。 さしさわり。XV「~を来す」
ししょう【死傷】死ぬことと傷つくこと。XVI「火山噴出し…人民~する者甚だ多し/新聞雑誌 47」
ししょう【死生】死と生。 生死。 しせい。XVII「~不知」
ししょう【祠掌】社掌(シヤシヨウ)の旧称。XVIIIししょう【私傷】公務外で受けたきず。⇔ 公傷XIXししょう【私娼】公の許可を得ていない売春婦。⇔ 公娼XXししょう【私消】公の金品を勝手に私用に消費すること。XXIししょう【紫霄】おおぞら。 転じて, 禁中。XXII「~のうへには星の位おだやかに/保元(上)」
ししょう【視床】間脳の背側に左右一対あって, 間脳の主体をなす部分。 嗅覚以外の知覚神経を大脳皮質へ中継する。 視丘(シキユウ)。XXIIIししょう【詞章】(1)詩歌や文章の総称。(2)謡物・語り物の文句。XXIVししょう【詩抄】詩を抜き書きした書物。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.